財政政策について

【エピソード1】
現在の経済学や経済政策(PB均衡など)は「商品貨幣論」(物々交換の不便を解消するために貨幣が誕生した)を根本前提としてきました。しかし、古代において「物々交換社会の証拠は一つもなく、なかったことを示唆する証拠は山ほどある」(人類学者デビッド・グレーバー)のです。現在、多くの人類学者は「物々交換はあったかもしれないが、物々交換を前提とした経済活動社会はなかった」と考えています。
【エピソード2】
収入の範囲内でやりくり(PB均衡)。これは家計の考え方。企業がこのやり方をすれば永遠に成長できない。出来るだけ借り入れをして、資金を回し投資して成長する。これが企業の考え方。国家も同じ。インフレ目標2%に達するまで国債を発行し、市中に資金を投下すべき。国家が成長すれば将来にツケは残さない。ツィッターの字数制限で根本原則だけの記載になりました。