8月の活動報告

【8月8日】 九州ともみ組講演会(博多)

【8月15日】 自民党総裁代理として靖國神社に玉串奉納した稲田朋美総裁特別補佐とともに昇殿参拝させていただきました。大変貴重な機会を与えて頂き感謝しております。

御英霊の尊い犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄があることを忘れず、戦争の惨禍を繰り返さない決意を新たにいたしました。

その後、稲田代議士が会長を務める「伝統と創造の会」所属の議員各位とともに再度昇殿参拝させていただきました。

【8月26~31日】 自民党女性議員有志6名で中国・ネパールを訪問。小職はお世話係で随行しました。1日目~北京。

2日目 ~北京~杭州。外交部の羅照輝副部長と面会。中連部の宗濤部長主催昼食会に出席。アリババグループの拠点、杭州に移動してアリババ本社を視察、ジャック・マー会長主催晩餐会に出席。

3日目 ~杭州。アリババ・ジャック・マー会長と共に2019女性起業家カンファレンス(ドラゴンホテル)に出席。稲田朋美団長は日本の女性活躍の現状と課題を英語で講演しました。日本のジェンダーギャップ指数は140カ国中110位、中でも政治分野への女性参画はきわめて低い現状。日本の女性衆議院議員の割合は約10%、中国では30%以上です。今回、女性議員のみで訪中し、中国の女性指導者や女性活躍を支援しているリーダー達と意見交換するのはその為です。昼は美しい西湖のほとりで上海総領事他と会食。会場は周恩来も愛した名店・楼外楼でした。その後、浙江省人民代表大会(省人大)常務委員会副主任の梁黎明氏と面会。夕刻には次の目的地広州に向けて出発しました。

4日目 ~広州。広州市は中国南端部に位置する広東省の省都。香港、マカオを含めた広東省のGDPは韓国のGDPとほぼ同じで、人口は日本とほぼ同じです。広東省人大(議会)主任(議長)の李玉妹氏と面会、意見交換。広東粤劇(えつげき)の女性指導者と面会、意見交換。広汽トヨタ社(南沙市)の視察、意見交換。

5日目 ~ネパール・カトマンズ。世界第2位の経済大国中国から最貧国のネパールへ。地理的にはインドと中国に挟まれたネパールですが、文化的にはインドに近い国。お釈迦様が誕生した地です。

タパ女性子供高齢者大臣と面談
ギャワリ外務大臣と面談
バンダリ大統領と面談
活躍するネパール人女性との昼食会
パロパカール産婦人科病院視察
パタン旧王宮修復視察
カトマンズ・関空直行便就航記念事業
ネパール・日本友好議員連盟夕食会

ネパールでは憲法でクォーター制(議席の一定割合を女性に与える)が定められるなど、女性の政治参加を法的に支える取り組みがなされていますが、現実には女性の社会的地位は低く、未だに魔女狩りで殺されたり、結婚の持参金が少ないと虐待されたり、児童婚の問題などが残っています。

出生率は高いのに職がなく、若者が国外に流出し続けており、内需の創出が急務です。電気供給量が少ないため夜は寂しく、これでは工場も十分に稼働しないと思います。ネパールの閣僚や議員のお話を聞いて、日本に対する期待の高さを感じました。

10年ほど前に王政が打倒され、現在の与党はネパール共産党ですが、一党独裁ではなく民主主義が機能していますし、資本主義国でもあります。議員さん曰く実質は共産党ではないが、国民の人気が高いため、党名を捨てられないのだそうです。

ネパール入りした日に、長年途絶えていた日本〜ネパールの直行便が再開され、我々も第2便で関空に向かいました。

8月のツィート

【19】 ウルリッヒ・ベック「個人化された社会では、全ての人が個人でリスクを背負う」、ジャンポール・サルトル「人間は自由の刑を宣告されている」。 個人の自由・自己実現を最大化するリベラル社会は究極の自己責任社会。リベラルこそが能力主義、努力主義による格差社会を帰結するのである。

【20】 エドワード・ルトワック「朴槿恵前大統領の父親・朴正煕元大統領と暗殺される数ヶ月前に会った。夕食の席で彼は若い頃の夢を語った。それは日本軍の勲章をもらい、大佐として退役することだった。彼は日本の奴隷ではなかった。日本が朝鮮半島の発展に尽くした功績を認めていたからこそ協力したのだ。」

【21】 目黒の高松湯。熱い銭湯の多い江戸市中でも格別に熱い。もはや熱湯。肩が凝った日は軽くひっかけてから足を運ぶ。