10月中旬の活動報告

【10月8日(土)】 雲雀丘100年浪漫委員会主催のフェスティバルに出席。今年は阿部元太郎が雲雀丘の開発を始めて100年目。会場の宝塚大学は学園祭の真っ最中で、フェスティバルと併せて盛り上がっていました。

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【10月9日(日)】 カラフル連絡網勉強会・交流会。自由民主党「性的指向・性同一性(自認)に関する特命委員会」(理解増進)の立場と「LGBT法連合会」(差別禁止)の立場の両者が会しました。

【10月13日(木)】 宝塚市議会互助会。

【10月15日(土)】 午前中は中山五月台秋祭り。午後からは政治評論家・岩田温先生の講演会「共産主義について」に出席。ケストラー、フュレ、ポパー、スナイダー、ジャットの文献を交えて共産主義が如何なるものなのか、如何なる変遷を経てきたのか等を解説いただきました。人類の歴史上、共産主義ほど多くの人を殺した体制はありません。それも戦争ではなく、国民を殺戮し、餓死させるのです。ソ連と中共だけで約1億人と言われる国内の犠牲者数。そしてそれは今でも現在進行形です。皮肉なことですが、戦争反対を叫ぶよりも共産主義反対を叫ぶ方が多くの命を救えるのです。

【10月16日(日)】 中筋山手3丁目開発対策委員会。

【10月17日(月)】 長尾小学校体育館建替検討委員会。

【10月22日(土)】 松ヶ丘作品展に参加。衆議院議員・大串まさき「政経フォーラム」に出席。

【10月23日(日)】 宝塚アカデミー音楽団の定期演奏会に出席。

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議案第109号に対する反対討論

【10月6日(木)】 本会議(9月議会最終日)に登壇し、議案第109号に反対の立場で討論いたしました。内容は以下の通りです。

議案第109号「公の施設(宝塚市立武田尾駅前駐車場及び宝塚市立宝塚駅前駐車場並びに宝塚市立自転車等駐車場)の指定管理者の指定について」、反対の立場で討論を行います。
本市では『第5次宝塚市総合計画』「後期基本計画」において、その重点目標の一つに「超高齢社会に対応したまちづくり」を新たに設定し、エイジフレンドリーシティの取組を推進するとともに、「高齢者の生きがい就労の場の創出促進及び就労支援」を重点取り組み事項とし、「シルバー人材センターの経営体質強化と受注拡大」についても取り組み事項として明記しています。

また、国の「高齢者社会対策大綱」においても、シルバー人材センター事業を推進するために、国と地方が一体となって取り組むことが示されています。

公の施設(宝塚市立武田尾駅前駐車場及び宝塚市立宝塚駅前駐車場並びに宝塚市立自転車等駐車場)の指定管理者の指定について」は、平成23年の産業建設常任委員会における付帯決議に基づき、従来の非公募方式を改め、本年7月、公募方式により選定が行われました。

今回の公募では「高齢者雇用への配慮を重視した」と報告されていますが、該当する「高齢者及び障害者等の雇用に対する積極性」に関する項目は、選定基準、計11項目中の1項目だけであり、全体の配点合計220点のうち、わずか15点を占めるにすぎません。この公募選定基準では、とうてい、高齢者雇用への十分な配慮を行ったとは思えず、本市の高齢者施策及び国の「高齢者社会対策大綱」の趣旨に反し、シルバー人材センター事業の重要性をないがしろにするものと言わざるをえません。

本市においては「生きがいづくり」を目的とした就労だけでなく、「生計をたてる」ことを主目的とした就労が増加している中、今回、約300名の市民が駐輪場管理の職を失います。

また、それに伴い、所属約1200名中、約800名が実働しているシルバー人材センターの財政基盤も大きく損ねる可能性があり、高齢者雇用の要(かなめ)である「センター」存続が危ぶまれる結果を招いています。

新たに選定された指定業者は、昨年夏ごろに「某市・自転車等駐車場における不正使用」に関して不祥事が公表されているにも関わらず、このたびの公募選定においては、その事実が選定委員に報告されていなかったことが、先日の産業建設常任委員会で明らかになりました。この事実が報告されていれば、選定結果が変わっていた可能性も否定することはできません。

先に指摘した公募基準の見直しを含めて、再度、高齢書雇用の趣旨に配慮した、適正・公正な公募選定をすべきと考えますので、議案第109号に反対いたします。

【結果】 反対討論むなしく賛成が上回り、議案109号は議決されました。

10月初頭の活動報告

【10月1日(土)】 市立長尾小学校運動会。

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【10月3日(月)】 私が委員長を務める総務常任委員会で、(坂上頼泰公を顕彰することを目的とする)議案第123号「宝塚市名誉市民の決定につき同意を求めることについて」を審査いたしました。
「頼泰公を顕彰すること自体は賛成だが、500年前の人物を”名誉市民”とすることには違和感がある。”郷土の偉人”など、別の顕彰を考えるべき」などの意見が出て、12月議会への継続審査となりました。
マスコミも関心を持ってくれているようで、TV局のカメラが入りましたし、記者からは継続となった理由の問い合わせが多数ありました。
坂上頼泰(さかのうえよりやす)公は、源満仲から山本郷を委ねられた初代坂上頼次(坂上田村麻呂から7代目)の子孫として、永正11年(1515年)に生まれ、花木を育培する中で「接ぎ木の術」を発明し、園芸界に不滅の功績を残しました。その功績により、1593年に豊臣秀吉から「木接太夫」の称号を与えられています。
我が国の園芸の発展に大きく寄与し、(宝塚)山本地区を千年の歴史を誇る「日本三大植木産地」として発展させた功績は多大なため、何らかの形で顕彰すべきだと思います。

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【10月4日(火)】 総務常任委員会、協議会。午後からは会派全員で市北部開発について担当課から説明を受けました。

【10月5日(水)】 広報広聴委員会。

【10月6日(木)】 本会議(9月議会最終日)にて、総務常任委員会の委員長報告。及び議案第109号に対する反対討論。

一般質問のご報告

9月28日の14:05から、市議会議場にて一般質問に登壇いたしました。

1 観光プロムナードについて
(1) 観光プロムナード構想の現状について
(2) 宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用を観光プロムナードの一部として捉えているか
(3) 宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用に関して文化芸術施設としての主用途と絵本をテーマにした事業展開との関係性について
(4) 観光プロムナードにおける、宝塚ホテルの位置づけ(価値)をどう捉えているか
(5) 宝塚ホテル旧館保存運動に対する市の見解
(6) 宝塚ホテル移転に伴い、その価値を維持する働きかけをしているか
(7) 月地線の賑わいを創出するための取り組みをしているのか
(8) S字橋の維持管理は誰が行っているのか
(9) 第5次総合計画では観光プロムナード構想の継続が確認できないが、同構想の今後について

2 一億総活躍社会の実現に向けた、高齢者の生きがいづくりと就労の取り組みについて
(1) エイジフレンドリーシティ宝塚行動計画を平成28年度中に策定予定だが、進捗状況と主な内容は
(2) 第5次総合計画における重点取組事項である「高齢者の生きがい就労の場の創出促進、及び就労支援」についての具体的な取り組みとは
(3) 第5次総合計画にうたわれた「シルバー人材センターの経営体質強化と受注拡大」に向けた具体的な取り組みとは

3 市民の声から
(1) 土地建物開発について
ア 時間雨量100ミリを超えるようなゲリラ豪雨が蓋然性を増す中での土地建物開発について
(ア) 開発基準のあり方
(イ) 行政指導のあり方
イ 中筋山手3丁目の開発案件を例にとって、開発区域周辺の伏流水調査の必要性、及び開発区域外の計画下水量の妥当性について
(2) 市立幼稚園の適正規模及び適正配置に関する基本方針について、「計画の遂行が性急すぎる」との声が市民から上がっているが、当局の考えと今後の対応は

~ 概要 ~

【観光プロムナード構想】
問 宝塚市の中心核は観光プロムナードである。同構想は継続するのか。
答 エリアや目的は継続。宝塚歌劇や観光資源の連携で活性化に取り組む。
【宝塚ガーデンフィールズ跡地利活用】
問 文化芸術施設を新設する計画が絵本をテーマにした事業になった。関連は。
答 絵本原画は芸術性が高い。新設する施設では参加型イベントを通じ、子どもを初め家族で文化芸術を楽しんでもらえるコンテンツを提供していきたい。
意見 二年前、私は財政を理由に、ガーデンフィールズ跡地取得議案に反対した。子どものための絵本施設なら、他の場所でもよいのでは。絵本では客の対象が限られ、観光客を呼び込めない。35億円の初期費用と年間1億円の維持管理費用をかける事業なのか。
【中筋山手3丁目の開発】
問 開発区域外の計画下水量は妥当か。区域外の下水溝拡幅を指導すべきでは。
答 区域内外からの流入水も考慮した流出量合計を用いて放流先の水路断面を検討するよう指導している。
【市立幼稚園の統廃合】
問 保護者も混乱している。閉園時期を明らかにし、周知期間を設けてほしいが。
答 必要な周知期間を設け、市民の意見を参考に具体的な計画案を策定する。

その他