LGBT支援勉強会を開催

【「同性婚に慎重な立場からのLGBT支援」勉強会を開催】

市政報告会と講師を招いてのLGBT勉強会を開催させていただきました。大勢の方にご参集いただき感謝しております。政治関係では、自民、民主、維新、次世代の各党から複数の参加があり、意味のある勉強会になったと講師の先生も喜んでおられました。

会場には様々なお立場お考えの方々がおられましたので、参加者全員が先生のお話をご理解いただいた訳ではないと思いますが、少なくとも議論を深める切っ掛けにはなったと思います。

アメリカでは1960年代から同性婚の議論を深めてきましたが、ようやく今年に入って連邦裁判所が同性婚を禁じた州法を違憲と判断しました。それも僅差での判決です。

日本はまだ国民的な議論も端緒についていない状態で、議論を深める時間が必要です。

11月には、学校教育の最前線で啓発活動に取り組み、実績を積んでおられる愛媛のエディ先生をお招きして第二回目の勉強会を予定しています。

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LGBT支援勉強会のご案内と開催の趣旨

【「同性婚に慎重な立場からのLGBT支援」勉強会のご案内】

同性婚に慎重な立場からも性的マイノリティ支援を考えることで、保守派からの適切な着地点を模索します。 講師は兵庫県下で同性愛者やHIV感染者への支援を行う、業界の第一人者、繁内幸治先生です。当日は私からも6月議会のご報告などをさせていただきます。何卒ご参集ください。

(日時) 8月25日(火)15:00~17:00 ※14:30開場
(会費) 無料
(場所) 宝塚市立会館「南口会館」 ℡0797‐73‐5396 ※宝塚市南口2-14-5-3(サンビオラ5番館3階)
(講師) 繁内幸治先生(HIV感染者支援団体BASE KOBE代表)

 【勉強会開催の趣旨】
6月議会において私の質問中、HIV感染経路に関する最新のデータ(朝日新聞4月8日付)を示した上で、関連質問を行いましたが、誤解を生む可能性のある不適切な発言と考えましたので、自らの判断で取り消し、マスコミとホームページを通して公式に謝罪をいたしました。
今回の経験を糧に、真摯に反省し、初心に戻って市政に邁進いたします。

私は、家族観や社会構造を大きく変化させる『同性婚』については現時点での軽々な推進に慎重な立場ですが、疾病と認定されているT群(性同一性障害等)はもちろんのこと、LGB(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル)群に関しても定義・範囲を明確化した上での支援は必要だと考えており、今回の一般質問でも繰り返し言及しています。したがって、性的マイノリティの存在自体や人格を否定するような意図はありませんでしたので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます。

同性婚に慎重な立場からも性的マイノリティ支援を考えることで、保守派からの適切な着地点を模索したいと考え、勉強会を企画いたしました。
講師は業界の第一人者、繁内幸治先生です。
何卒、万障排してご参集くださいませ。

大河内 拝