活動報告

2013年04月08日(月) 離党のご報告

3月25日付で、民主党兵庫県総支部連合会に離党届を提出いたしました。
3月末で離党するという内容です。

現在、宝塚市は選挙期間中ということもあり、理由につきましては差し控えさせていただきます。

まずはご報告まで。

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2013年03月25日(月) 新名神高速道路建設工事現場の視察

新名神高速道路・宝塚サービスエリア(SA)建設工事現場、及び川下川橋工事現場を視察しました。
昨年2月の視察時には未完成だった川下川橋が架橋され、歩いて向こう側まで渡れるようになっていました。
新名神高速道路の開通で、西日本最大の渋滞個所である中国自動車道宝塚IC西側の渋滞が緩和されることが期待されます。
建設工事の内容については昨年2月6日のブログをご参照ください。

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2013年03月19日(火) 本会議(最終日)

9:15~ 議会運営委員会
9:30~ 本会議(最終日)
16:45~ 議員総会

総務省の「地方公務員給与実態調査結果」で、宝塚市職員の平均給与は政令指定都市を除く市区町村1722団体中、ついに第1位になったとのことです。厳しい財政状況にもかかわらず、人件費の削減に努めない平成25年度の予算に私は反対いたしました。

また、請願第20号の項目2、及び請願第20号の採択を受けて提出された「佐藤基裕議員に対する議員辞職勧告決議」に私は反対いたしました。
請願20号の項目2に対する反対討論をいたしましたので、全文を掲載しておきます。


請願第20号「人権感覚とモラル欠如の議員に対し厳正な対応を求める請願」について、請願項目1に賛成、請願項目2に反対の立場で討論いたします。

本請願の請願項目1は、太誠会所属の佐藤基裕議員が、祖父が在日韓国人であることを理由に婚約を解消し訴訟になっている事案に対する宝塚市議会の見解を公表すべきとするものです。

佐藤基裕議員は平成25年2月28日に開催された総務常任委員会での質疑に答えて、当該請願に書かれた訴訟の当事者になっていること、及び相手方の祖父が在日韓国人であることを理由に結婚を前提とした交際を解消したことを事実として認めています。

祖父が在日韓国人であることを理由として交際を解消したことは、出自を理由とした差別であり、それが、どれほど相手方の女性を傷つけたか想像に難くありません。
もとより、出自を理由とする差別は、「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と規定する憲法14条の精神に反し、決して許されるものではありません。
まして「人権尊重都市」を宣言している宝塚市の現職の議員という、公的立場に立つ者であれば、その行為はなおさら強く非難されるべきものであります。

以上の理由により、請願項目の1については請願を受け入れ、宝塚市議会の見解を公表することに賛成いたします。


もっとも、「佐藤基裕議員の議員辞職を求める」請願項目2につきましては、以下の理由により請願を受理することに反対いたします。

第1に、佐藤基裕議員は「祖父が在日韓国人であることを理由として、結婚を前提とした交際を解消した」事実は認めているものの、それは差別意識に出たものではなく、政治信条に基づく活動に伴い、相手方女性や親族との関係悪化を憂慮した結果であることを一貫して主張しております。
この限りにおいては、佐藤議員に「悪意」または「故意」はなかったものと思われ、「故意」がなければ罪に問えないという法の大原則に照らせば、佐藤議員に議員辞職を問うことはためらわれます。

第2に、「悪意」や「故意」はなくとも、事実として出自を理由とする差別を行い、相手方女性を傷つけたことは認めた上で、反省と謝罪をしている旨の陳述がありました。

第3に、訴訟が現在継続中であり、新たに出てくる事実もある中で、議会が司法に先んじて、議員を辞職に問うことには躊躇せざるを得ません。

第4に、選挙によって民主的に選ばれた議員を、議会が一方的に辞職に問うことは可能な限り避けるべきであり、また議員辞職勧告が議会内のマイノリティーに対する政争の具として乱用される危険を避けるためにも、4年に1度の選挙において、市民の審判を仰ぐのが議会制民主主義の原則であると考えます。

以上の理由で、請願項目の2については請願の受理に反対いたします。


繰り返しになりますが、出自による差別は決して許されるものではありません。
佐藤議員の主観に関わらず、事実として差別が行われたこと、相手を傷つけたことを真摯に受け止め、反省し、謝罪し、司法の判断が下ればそれに従い、4年に1度の選挙では市民の厳しい審判を受けることを、宝塚市議会の見解として公表すべきことを表明して、私の討論を終わります。


以上です。

2013年03月15日(金) 観光コンテンツについて

【3月14日】
9:30~  産業建設常任委員会協議会
15:30~ 公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会

【3月15日】
学生インターンのみなさんと宝塚市内の魅力を探るための実地踏査を行いました。
写真左は満開を迎えた中山寺の梅林。
門前町では地元の方から江戸時代以降の村の歴史を教えていただきました。

写真右は、幼い頃の手塚治虫が昆虫採取した森。千吉大神というお稲荷さんの鎮守の森です。
森の入口には手塚治虫昆虫採集の森という表札も掲げられていますが、我々一行以外の訪問者もなくひっそりと佇んでいました。

宝塚には、歌劇だけでなく、社寺仏閣や温泉、花卉園芸に手塚治虫など、他の市町村ならどれか一つだけでも十分に観光資源としてやっていけるようなコンテンツが数多くあります。
市では新しい観光商品を掘り起こす取り組みを行っていますが、その前にすでにあるコンテンツを充実させ、宣伝していくことが重要ではないでしょうか。

特に花卉園芸はかつて植木の三大産地と言われたほどの大きなコンテンツです。
産業としては業界全体が衰退しているとはいえ、観光産業としてのブランド価値はまだ高いはずです。このジャンルに関してほとんどフォローが出来ていないのは残念でなりません。

また、宝塚温泉の将来について誰も語りたがりません。
自然消滅させる暗黙の了解でもあるのでしょうか。
私は宝塚市が所有している湯本町の元市民ホール予定地を「太閤の湯」のようなスーパー銭湯業者に貸し出すことが温泉街活性化の起死回生の一手であると提案しましたが、一顧だにされることなく用地が売却されることになりました。
また魁夷なマンションが建つのでしょう。

夢のない話です。小林一三翁がご存命ならどのように思われたでしょうか。

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2013年03月01日(金) 産業建設常任委員会

2月21日から3月議会が始まっています。

【2月26日】
産業建設常任委員会、及び協議会
今3月議会から、当局からの議案説明と論点整理を同日中に行うこととなりました。
ハードにはなりますが、議案説明直後に論点整理することで、集中して議案を検討できます。

【3月1日】
産業建設常任委員会(議案審査)
私からは、上下水道事業予算について第5次総合計画に掲げる数値目標の達成状況と今後の取り組み、条例による公園面積の目標値設定について、市営住宅指定管理者選定について、等の項目について質疑いたしました。

2013年02月16日(土) 地域の里山作り

学生インターンのみなさんとともに、地域の里山作りをお手伝いしました。
里山というのは都市と自然の間にあって、人が利用してきた(いる)森林のことです。
昔から薪をとったり、山菜を摘んだりして利用されてきましたが、時代の流れとともに徐々に利用されなくなってきました。

最近の里山ブームは、人が利用するための里山作りというよりも、森林に人の手を入れて住環境をよくしようという趣旨のようです。
今日お手伝いした地域では数年前にマンションの開発が行われ、併せて森林内に遊歩道が作られました。
これを機会に鬱蒼とした森林に手を入れて里山を整備する活動が、地域の方々の間から自発的に生まれたのです。

このような取り組みが市内各所で行われれば素晴らしいと思います。

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2013年02月11日(月) 建国記念日に思うこと

学生インターンのみなさんと奈良の樫原神宮へ参拝いたしました。
記紀によれば(西暦)紀元前660年2月11日(旧暦1月1日)に、この樫原の地で初代神武天皇が即位されたことになっています。
それ以来、2673年後の今日に至るまで2月11日が本邦の建国記念日です。

日本ほど長く一つの王朝が続いている国はありません。
まさに現存する世界最古の国家ですね。
日本の次に長い歴史を持つ国はデンマークの1030年。
その次はイギリスの940年です。

記紀の神話の部分を省いたとしても、最低2000年あまりも続いている国家は偉大です。
この「美し国(うましくに)」を誇りを持って大切に継承していくことは、今に生きる私たちの責務ですね。

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2013年02月05日(火) 公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会

【4日・月】
公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会
「宝塚市公共施設(市有建築物)白書」について当局から説明。


【5日・火】
公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会行政視察
公共施設更新問題への先進的取組を進める秦野市の担当官から取り組み状況を聞きました。

宝塚市には様々な公共施設があり、日々の暮らしを支え、豊かさや便利さを作り出しています。その多くが都市化の進展とともに集中的に整備されてきましたが、近い将来、これらの「公共施設」を一斉に更新する時期がやってきます。そして、これに合わせるように高齢化と人口減少が進んで財政状況が悪化し、現状のままでは必要性の高い公共施設まで良好な状態が保てなくなる恐れがあります。これが「公共施設の更新問題」です。

このような状況の下、現在の公共施設の総量を維持し続けることは「不可能」と認識しなければなりません。自分たちの便利さや豊かさだけを求めて結論を先送りすることは、次世代に大きな負担を押し付けることになります。

更新問題に対応するには、まずは公共施設の総量(ストック)、経費(コスト)、利用状況(サービス)を明らかにした「公共施設白書」を作成しなければなりません。宝塚市の「公共施設白書」はほぼ完成しており、昨日(4日)、当局から説明を受けました。

白書の次は「計画検討委員会」を立ち上げて、更新問題への現実的な対応に着手しなければなりません。
秦野市では公共施設の再配置に関して以下の4つの基本方針と優先順位、数値目標を定めました。

【4つの基本方針】
①原則として、新規の公共施設(ハコモノ)は建設しない。建設する場合は、更新予定施設の更新を同面積だけ取りやめる。
②現在ある公共施設(ハコモノ)の更新は、できる限り機能を維持する方策を講じながら、優先順位を付けたうえで大幅に圧縮する。
③優先度の低い公共施設(ハコモノ)は、すべて統廃合の対象とし、跡地は賃貸、売却によって、優先する施設整備のために充てる。
④公共施設(ハコモノ)は、一元的マネジメントを行う。

【優先順位】
①最優先 → 義務教育、子育て支援、行政事務スペース
②優先 → 財源の裏付けを得たうえで、アンケート結果などの客観的評価に基づき決定
③その他 → 上記以外

【数値目標】
40年かけて72,400㎡、更新の対象となる施設面積の約31%を減らし、346億円の財源不足を解消する。

【宝塚市の場合】
秦野市政策部・公共施設再配置推進課によるシュミレーションの結果、本市では今後40年間で、施設面積の約36%を減らし、560億円の財源不足を解消しなければならないという試算が出ました。※宝塚市も公共施設白書で独自に試算しています。白書が出た段階でご紹介したいと思います。

施設の再配置には行政各部署の抵抗も強く、大変な苦労が待っているとのことですが、市議会は再配置担当課を側面から強力に援護してほしいと言われたことが印象に残ります。1人、2人の議員が声を上げるのではなく、議会が団結し、行政と協力しながら、この問題に取り組まなければならないと再認識しました。

施設の再配置は、事業の中止や、場合によっては職員のリストラを伴う大変厳しい作業です。このような再配置計画を行政だけの力で進めるのは困難だと思います。私が提案し続けている事業仕分けの方法なども取り入れて、効果的に対処していかなければならないと考えます。

宝塚市の財政問題については、1月18日のブログもご参照ください。

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2013年01月29日(火) ここ数日の活動

【26日・土】
民主党兵庫6区総支部常任幹事会に出席。

【27日・日】
地域のイベントに参加(写真左)。
その他、面談1件。

【28日・月】
超党派議員で武田尾の福知山線廃線跡を踏査(写真右)。
(写真中)はかつて計画されていたダム事業の調査場遺構。
かねてより「トロッコ列車案」なども提唱されている市内観光の秘境コースです。
このような資源を有効活用したいものです。

【29日・火】
市民の警察官賞贈呈式に出席。
受賞者は以下のお二人。おめでとうございました。

宝塚警察署 地域第一課・巡査部長 湯口雅広氏
宝塚警察署 地域第三課・巡査部長 阿久根潤也氏

その他、面談2件、会合1件、事務処理など。 

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2013年01月20日(日) 議会報告会

10:00~ 議会報告会(B班・フレミラ宝塚)

私からは産業建設常任委員会の審査内容と結果を報告させていただきました。
今回も市民の皆様から生の声を多数頂戴することができ、大変有意義な報告会となりました。

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