宝塚市議会議員・大河内しげたのオフィシャルサイト

滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所に入寮し、財政関係の短期研修を受けました。

【17日】
講義①：　「財政健全化法のポイント」「インフラ等更新問題」
講師　：　開出英之（総務省自治財政局財務調査課長）

講義②：　「自治体財政指標の見方」
講師　：　小室将雄（有限責任監査法人トーマツ・公認会計士）

【18日】
講義③：　「財政指標分析に関するグループ演習」

講義④：　「財政指標分析の実際」
講師　：　小室将雄（有限責任監査法人トーマツ・公認会計士）

グループ演習では、5～6人一組が延べ28班に分かれて、複数の地方自治体財政カードを分析し、解決方法を話し合いました。
私が担当したD市は財政力指数が0.98％と高く力強いのに、将来負担比率が383.0％で極端に借金が多い市でした。その結果、経常収支比率も105.1％となり、財政の硬直化が著しい状況です。
読み解くうちに、空港の対岸に作ったニュータウンの下水道整備事業に莫大な資金を投入していることが分かりました。いろいろな再建策が出ましたが、D市はかなり厳しい状況でした。後で分かったのですが、このD市は泉佐野市でした。

経常収支比率が70％台で健全な数値なのに、財政健全化判断比率が極端に悪いB市の事例も勉強しました。夕張市です。講師からは、このような事例からも経常収支比率よりも財政健全化判断比率を重視するように指導されました。

その他、複数の自治体財政を分析検討することができ、大変有用な講習でした。
帰宅後、宝塚市の財政状況を検討したところ、講習であまりに悪い自治体の事例を見たためか、比較的「まし」な財務状況に思えました。ただ、特別会計の赤字は深刻で、巨額の債務を負っており健全化が急務です。
もっとも、特別会計や公社・三セクを含む連結ベースの将来負担比率が60％台と健全な範囲であることから、今後、危機感をもって自助努力することにより、市財政を健全化することは可能であると思いました。

今後は老朽化したインフラに多額の更新費用がかかってきます。
歳入の増加が見込めない中、支出をいかに制限できるかが問題ですが、宝塚市は他市に比べてラスパイレス指数が高いのが特徴です。先日も地方公共団体に対して人件費の抑制に努めるよう国から要請がありました。前々からブログ等で指摘しておりますように、少なくとも国家公務員が削減した7.8％程度の人件費の削減努力はしなければならないと思います。

【15日】
11：00～　売布駅頭にて議会報告会のチラシ配り
15：30～　産業建設常任委員会
面談1件。

【16日】
13：30～　議会講演会「現代の食と肥満を考える」（森田明美氏・甲子園大学栄養学部教授）
16：00～　「生」モニュメントの寄贈式

10：00～　宝塚ホテルで行われた平成25年成人式に出席しました。

今年度宝塚市で新成人になった人は、2,161人（男1,046人、女1,115人）でした。
新成人の生まれた平成4年は毛利衛さんが日本人で2番目に宇宙飛行をした年です。
翌平成5年はJリーグが開幕し、皇太子さまと雅子さまの結婚の儀がありました。
平成6年に関西国際空港が開港し、翌平成7年には阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件が発生しています。
その他、この20年間にアメリカ同時多発テロが起こり（平成13年）、東日本大震災が発生しています（平成23年）。

幾星霜を経て、本日成人を迎えられた方々に心からの祝福を送ります。

武庫川の河川敷で行われた宝塚市消防出初式に参加しました。
消防のみなさん、宝塚の防災と救急のために今年もよろしくお願いします。

午前中、地域の防災訓練に参加しました。
写真左は新聞紙で簡易のスリッパを作成しているところ。指導しているのは三宅浩二議員さんです。
写真右は簡易の間仕切りを作成したところ。こんな間仕切りでもガランとした避難所では役に立ちそうです。

開催日時：平成25年1月11日（金）～14日（月）10：00～17：00
開催場所：宝塚市立国際文化センター・市民ギャラリー（サンビオラ1番館3F）
主催：宝塚市（チームたからづか・宝のまち創造班）
監修：大野良平（美術家）

上記「生展」の案内が市当局からありました。
主催の「チームたからづか」は若手職員を中心に平成21年11月発足したもので、平成23年7月から第2期生が活動しています。
今回の「生展」はチームたからづかの提案事業で、大野良平先生の震災復興を祈念して創られた「生」のオブジェが元になっており、「生」をテーマに、「生」の力、生きる希望、東日本大震災からの復興への思いを宝塚から発信することを目的に企画したものだそうです。

60人の作者による、60点に及ぶ作品が展示されるとのことで、大変楽しみにしております。

8：45～　市役所ホールにて仕事始め式
18：00～　商工会議所と青年会議所共催の新年互礼会に参加

いよいよ平成25年も始動しました。

初春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

飛騨一宮水無神社にて御神籤をひいたところ、「大大吉」と出ました。
「神を敬ひ、国を愛し、身を修む」とあります。
本年は厳しく修身に努めたいと思います。

会議1件、会合1件、会食2件、その他。

いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりました。
いろいろと忙しくしております。

産業建設常任委員会委員長報告より、委員会での私の質問から一部を抜粋します。

「議案第165号、宝塚市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について」です。本議案は、中山桜台7丁目地区における地区計画の都市計画の変更にあわせて、建築物の制限として、条令の一部を改正しようとするものです。

主な質疑ですが、「条例改正の妥当性と影響について」を論点としています。
「併用住宅の制限は、具体的事例があって、それを制限するものではないか。」
との問いに対し「地区計画は地域の住民合意のうえで成り立っており、市は後押しする形で決定している。この地区には、併用住宅は必要ないという地元合意によるもので、現在のところ、そういった事案はない。」との説明を受けています。

採決の結果、全員一致で可決しました。