活動報告

2013年03月15日(金) 観光コンテンツについて

【3月14日】
9:30~  産業建設常任委員会協議会
15:30~ 公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会

【3月15日】
学生インターンのみなさんと宝塚市内の魅力を探るための実地踏査を行いました。
写真左は満開を迎えた中山寺の梅林。
門前町では地元の方から江戸時代以降の村の歴史を教えていただきました。

写真右は、幼い頃の手塚治虫が昆虫採取した森。千吉大神というお稲荷さんの鎮守の森です。
森の入口には手塚治虫昆虫採集の森という表札も掲げられていますが、我々一行以外の訪問者もなくひっそりと佇んでいました。

宝塚には、歌劇だけでなく、社寺仏閣や温泉、花卉園芸に手塚治虫など、他の市町村ならどれか一つだけでも十分に観光資源としてやっていけるようなコンテンツが数多くあります。
市では新しい観光商品を掘り起こす取り組みを行っていますが、その前にすでにあるコンテンツを充実させ、宣伝していくことが重要ではないでしょうか。

特に花卉園芸はかつて植木の三大産地と言われたほどの大きなコンテンツです。
産業としては業界全体が衰退しているとはいえ、観光産業としてのブランド価値はまだ高いはずです。このジャンルに関してほとんどフォローが出来ていないのは残念でなりません。

また、宝塚温泉の将来について誰も語りたがりません。
自然消滅させる暗黙の了解でもあるのでしょうか。
私は宝塚市が所有している湯本町の元市民ホール予定地を「太閤の湯」のようなスーパー銭湯業者に貸し出すことが温泉街活性化の起死回生の一手であると提案しましたが、一顧だにされることなく用地が売却されることになりました。
また魁夷なマンションが建つのでしょう。

夢のない話です。小林一三翁がご存命ならどのように思われたでしょうか。

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