リーガロイヤルホテルで行われた石井一衆議院議員の講演会(副首都構想を語る)に出席いたしました。会場の大きさと参加者の多さ、熱気に圧倒されました。関西復興のもっともホットな構想なだけに皆様の関心の高さが窺われました。
この構想、伊丹国際空港跡地に夜間人口5万人、昼間人口20万人の副首都(NEMIC)を建設するという壮大な計画です。石井一代議士を筆頭に超党派で研究を重ねてきた(写真左)ところに、橋下徹大阪府知事が賛同して加わってきたため、計画が一気に現実味を帯びてきたそうです。
東京圏の自然災害リスクは世界でも飛びぬけて高く(写真中)、関東周辺での巨大地震や津波、加えてテロや核攻撃などが発生した場合に備えて、国家機能のバックアップ機能を持つ副首都を建設すべきだという主張です。
副首都には行政代替機能や危機管理機能、商業・文化施設など多様な都市機能を持たせるのは当然なのですが、なんといっても最大の目玉は「カジノ」を誘致しようとしているところでしょう。
「カジノ」は世界130ヵ国で認められており、先進国で認められていないのは日本だけです。「カジノ」を作ると観光客が増えるという黄金則は疑いようのない事実で、実際にほかのアジア諸国は「カジノ」で観光客誘致に成功しています。お隣韓国のウォーカーヒルも有名になり、いまでは韓国への外国人観光客数は日本を上回っています(写真右)。
副首都構想②へつづく・・・