活動報告

2011年08月26日(金) 松江市②

午前中は堀川遊覧船の視察。
姫路城に次ぐ規模の遺構が残っている松江城の堀を小舟で巡ります。
1周約50分のクルーズは武家屋敷の街並みから人情味溢れる下町を通り、大小沢山の橋をくぐって進みます。
大変満足できる観光資源でした。このクルーズ事業によって、船頭100人その他の雇用が生まれています。

次に中海(なかうみ・宍道湖の隣に位置する日本第5位の大きさの湖)の真ん中に浮かぶ「大根島」を訪ねました。朝鮮人参と牡丹の産地なのですが、しっかりとそれを観光資源として生かしていました。
①写真左は温度調整により1年中牡丹が咲く「由志園・牡丹の館」の館内風景。
ちなみに「由志園」は市の施設ではなく、一般私企業です。

続いて鳥取県境港市の「水木しげるロード」を訪問しました。
②写真中央のような小さなブロンズ像を沿道に並べただけで、集客力ある新しい観光地が生まれました。
近年では特筆すべき観光成功事例です。

③写真左は水木しげる記念館。
観光バスの駐車場から記念館までの間にブロンズ像を並べ、商店街はキャラクターグッズを売る。うまい商売です。
言わずもがなですが、手塚治虫を擁する宝塚市にとっても示唆に富む観光企画でした。

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