活動報告

2011年08月13日(土) 鎮守の杜

土曜日。妻の父方の実家でお盆を営みました。
伊勢の近くの高原にある村里なのですが、いつ行っても圧倒されるのが写真に写っている鎮守の杜です。
そもそもが広葉樹の大木で覆われた大きな杜ですが、その中に3本の巨大な杉が象徴的に天を貫いています。

杜の中は暗くひんやりしています。
手水舎(ちょうずや)の奥には今は空になった溜め池があります。
どの神社でもよく目にする溜池ですが、由来は定かではありません。
一説にはユダヤ教の洗礼(バプテスマ)池が原型だとか・・・。

ライオン(狛犬)をしばし鑑賞。
本殿の前には大きなしめ縄が渡してありました。
しめ縄の太い部分は黒雲を、紙垂は稲光を表しており、大鈴をガラガラと振り鳴らして雷を擬音すると聞いたことがあります。
実はユダヤの神も黒雲と稲光と雷とともに登場するものだそうで・・・(映画「十戒」参照)。
・・・この手の話は面白すぎてキリがないのでもうやめましょう。

神社の由来を探ることは日本の国の由来を探ることでもあり、とてもロマンを掻き立てられます。
鎮守の杜を散歩するだけでロマン飛行できるなんて、なかなか素晴らしい休日でした。

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