活動報告

2012年10月13日(土) インターン生のレポート①-3

【坂本愛実さん】-3

②【歌劇や手塚プロダクション、鉄道会社との連携について】
 総合計画ではこうした機関との連携や情報発信の強化と総合的な事業展開を目標としていますが、こちらは宝塚歌劇側の伝統を守り抜こうとするスタンスや、手塚治虫の著作権の問題が絡んでなかなか難しいのが現状のようです。しかし来年の歌劇の台湾公演は市とのコラボということで進展はあるそうです。

③【ご当地キャラについての提案】
 最近、ご当地ショボーン(´・ω・`)というキャラクターが出てきています。兵庫にも神戸バージョンはあるのですが宝塚バージョンがありません。そこで宝塚ショボーンについて提案すると、大変興味をもってくださり、喜んでいただけました。若い人の意見が聞けて参考になったと言われて私も嬉しかったです。
 しかし宝塚にはせっかく歌劇や手塚治虫キャラクターなど、グッズにし易くなおかつ人気の高い題材があるのに、著作権などの問題でそれらをなかなか使うことができないのは本当に勿体無いことだと思います。私の地元はこれぞとばかりに忍者ハットリくんや怪物くんをアピールし、電車や街もそれらのキャラクターであふれているのに…(富山県氷見市は藤子不二雄Aの出身地なのです)。
 もしくは小中学校などに依頼して宝塚のキャラクターを募集し、新たなご当地キャラクターを作り出すのもいいと思いました。

 今回のヒアリングを終えて、観光分野に学生など若い人の意見をどんどん取り入れていくべきだと思いましたし、実際宝塚はそういった意見も反映されやすそうな雰囲気だと感じました。そのためには、キャラクター募集など若い年代に意見をもらう機会をもっと設け、同時に地元の人々の意識も高めていく必要があると思います。
 最後にこのアイディアとは別ですが、JRとの共同企画「名探偵コナンのミステリーツアー」の宝塚版(今年は長崎で実施)が実現すれば、宣伝効果がかなり見込めるとも思いました。


※写真は左から「宮城ショボーン」(伊達正宗)、「岐阜ショボーン」(さるぼぼ)、「大阪シャキーン」(たこ焼き)、「奈良ショボーン」(しか)、「沖縄ショボーン」(ハイビスカス)。ご当地ショボーンは全国的に展開しており、高速インターなどで販売されている。若者を中心に収集する人が増えている。

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