活動報告

2012年05月12日(土) たからづか能 ~ 鵺 

宝塚市文化財団主催の「たからづか能」(ソリオホール)に足を運びました。

仕舞 「敦盛」「熊野(ゆや)」
狂言 「鶏聟(にわとりむこ)」
仕舞 「藤戸」「船弁慶」
能  「鵺(ぬえ)」

もともと能の「敦盛」が好きなのですが、今日は仕舞の「敦盛」を初めて鑑賞しました。
さて、「鵺」ですが、以下にパンフレットの解説をそのまま掲載します。

 ところは摂津の芦屋。そこへやってきた旅の僧は、里人に一夜の宿を頼むが断られ、川辺の御堂に泊まることに。
 夜も更けたころ、御堂のそばに小舟が漂い寄ってきた。中から現れた舟人は、「体は沈み果てたのに、亡心だけが残ってしまった・・・。」とつぶやく。
 その舟人こそ、頼政の矢に掛かって身を滅ぼした妖怪・鵺の亡魂だった!
 「平家物語」を題材とし、源頼政の鵺退治を素材にしながらも、敗者・鵺が主人公となった、情感豊かな一番。


摂津源氏・頼政については、3月4日「世界遺産平等院」、3月29日「郷土史研究・視察」、たからづか能については、3月30日の活動報告をご参照ください。

ファイル 326-1.jpg