活動報告

2012年01月12日(木) 特別職報酬等審議会答申

9:30~ 広報広聴委員会(傍聴) インターネット中継の導入、議会報かけはしの内容等。
13:30~ 議会運営委員会(傍聴)
15:00~ 会派代表者会(傍聴) 宝塚市特別職報酬等審議会答申を受けての議会の対応について。その他。


傍聴した会派代表者会で特別職報酬等審議会答申に対する議会の対応が検討されました。
答申の結果は以下の通りです。

市長    給料月額  988,000円
副市長   給料月額  804,000円
議長     報酬月額  719,000円
副議長   報酬月額  646,000円
議員    報酬月額  593,000円

議員報酬に関しては約2.8%の削減率となっています。
答申は、これとは別に報酬の「自主カット」の検討を促しています。


さて、議員報酬の問題については、昨年9月21日の活動報告でご報告したとおり、議員提出法案や対案提出について事実上の限界があり、9月議会において報酬審とは別に市民の客観的な意見を聞く環境を整備した上で、議会独自の検討委員会を設置する方向が打ち出されました。

本日の会派代表者会では、上記結論を貫き独自の検討委員会を設置すべきとする意見と、自主カットの賛否も含めて報酬審の答申に基づき対応するという意見の二つが出ています。

まず、最悪のパターンは自主カットをしないで報酬審の答申結果に従うパターンです。
次に、自主カットをする場合は議会内部だけでの議論になりますが、独自委員会の場合は市民が加わりますので、より民意を反映しやすくなります。

現在私は、10月2日の活動報告でご紹介した三重県議会のように、議員報酬の決定をすべて市民に委ねてしまうのが、お手盛り防止の観点から(削減率の緩和もお手盛りの一種です)最善の方法だと思っています。
しかし、理想は理想。まずは9月議会で打ち出された独自委員会を設置するのが筋だと思います。

いずれにせよ、議会の対応は会派代表者会が決定します。
したがって、私は自分の考えを、まずは引き続き会派内で主張し、実現に努めることになります。


※ 議員報酬の問題については市民の皆様の関心の高いところでもあります。引き続き皆様からのご意見を頂戴したく存じますので、お気軽に私までご連絡ください。