活動報告

2012年01月11日(水) 『大学』

書店で四書の一つ『大学』を購入したら、写真のようなブックカバーをつけられて失笑しました。
二宮尊徳が薪を担ぎながら読んだ本こそ、ほかならぬ『大学』だったからです。

「詩に云く、楽しき君子は民の父母と。民の好む所はこれを好み、民の悪む所はこれを悪む。これを民の父母と謂う。詩に云く、節たる彼の南山、維れ石巌々たり。赫々たる師尹、民具に爾を瞻ると。国を有つ者はもって慎まざる可からず。辟すれば則ち天下の戮と為る。詩に云く、殷の未だ師を喪わざるとき、克く上帝に配す。儀しく殷に監みるべし。峻命易からずと。衆を得れば則ち国を得、衆を失えば則ち国を失うを道う。」(『大学』より抜粋)

つまり、民心に応ずる政治をせよという意味です。
心して取り組みます。

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