職員給与体系の改革・その他

【12月議会・一般質問(概要・12月9日)】

【市職員定数の適正化】
問) 人件費抑制を目標として取り組んできた職員定員削減の方針を180度変更して増員に舵を切ったが、人件費予測は? 答) 人件費に大幅な影響が生じないよう財政状況にも配慮しながら取り組む。 意見) 必ずしも増員に反対するものではないが、12年かけて削減してきた元の定員に5年間で戻す計画で拙速。今後人口が減少することに触れておらず説得性に欠ける。

【人事評価のあり方】
問) 3年前、私の一般質問で当局が約束した「人事評価の処遇への反映」が全く未達成。係長級以下職員に対する処遇への反映状況は? 答) 現在、未反映。職員労働組合との協議を進めたい。 意見) 第五次総合計画の目標にもなっている以上、しっかりと進めてほしい。

【職員給与体系の改革】
問) 係長級への昇格選考(試験)を希望する若手が激減しており、将来の管理職のなり手が乏しい状況。係長級の昇格選考の状況は。 答) 昇格希望者が本当に少なく危惧している状況。
意見) 希望者を増やすには強いインセンティブが必要。昇格しなくても給与が上がり続ける「年功序列型」の現行制度を廃止して、職級と処遇の関係を明確にする必要がある。真に頑張る職員が報われる公務員制度の構築に向け、箕面市や大阪市等の人事・給与構造改革を参考にしながら本市も改革に取り組むべきだ。

【花屋敷松ガ丘地区における小・中学校就学の問題】
問) 市内で最も通学距離が遠い地区で、平均通学時間は約1時間。入学前に他市へ転出したり、私立中学校へ進学する生徒が非常に多い。隣接する川西市の学校への区域外就学を選択することはできないか?
答) 自治会からも要望があった。逆に川西市満願寺町からは児童を受け入れている。課題はあるが、対応の可能性について検討する。 意見) たとえば、小学生(1年生)が友達と引き離され、家の目前の学校を素通りして過酷な長距離通学を強いられており、縦割り行政の犠牲といえる。前向きに検討を。