大震災から半年の節目である今日(日曜日)、民主党兵庫県連の写真洗浄ボランティアに参加するため、
神戸市立桂木小学校へ行って参りました。
宮城県名取市で回収した大量のアルバム写真を洗浄して被災者、そしてご遺族に返還するプロジェクトです。名取市内のアルバム回収地区では約1割の住民が津波の犠牲となりました。
泥だらけの写真を1枚1枚丁寧に取り出します。アルバムのラミネートと写真の間に泥水が今も付着して悪臭を放ち、ラミネートを取り外そうとすると写真の画像が醜く歪みます。
写真の周辺部分は水の浸食で画像が乱れ擦り切れているのですが、真ん中に写っている人物だけは比較的鮮明に見分けがつきます。楽しい思い出の写真なのか、どの写真の人物も笑顔なのが涙を誘います。
このプロジェクト、地味なプロジェクトではありますが、ご自分の写真、そしてご遺族の写真を見つけた被災者の方々が号泣して喜んでくださるそうなのです。それを聞いたボランティア一同、休憩も取らずに終日汗をかきました。