【公立小中学校耐震化について】
文部科学省では平成27年度中に公立小中学校の耐震化率を100%にすることを目指しており、今年4月現在の全国の耐震化率は92.5%に達しています。本市においても平成27年度中の耐震化率100%を目標にしていますが、(ア)現在の進捗状況を聞かせてください。
また文部科学省は耐震化と同じく平成27年中に、体育館などの「吊り天井」の落下防止策を講じることを目指していますが、同省による最近の調査では、小中学校の9割以上が落下防止策を施しておらず、全国的に対策が進んでいないことが分かりました。
そこで、本市の(イ)「吊り天井」の落下防止対策について聞かせてください。
<当局の答弁>
(ア)本市の耐震化率は84.6%となっている。
(イ)本年度は小学校2棟でつり天井の落下防止対策を実施する。残りの小学校8棟、特別支援学校1棟については、工事設計委託を実施し、来年度には対策工事を完了させる予定。
<大河内>
全国92.5%に対して、本市は84.6%で対策が遅れている。
今夏予定している耐震化工事の業者は決まっているのか?
<当局の答弁>
予定している17件の内、6件が不調で業者が決まっていない。
<大河内>
東日本大震災復興工事のため、業者の確保が難しくなっている。このままでは予定どおり工事が進められないのでは?本来入札が望ましいが、緊急のため随意契約等の例外も致し方ないと考える。平成27年の耐震化率100%を目指して出来うる限りの努力をしてほしい。