活動報告

2013年06月26日(水) 一般質問⑤(小学校6年3学期の欠席率)

【一次質問】
児童生徒が学校活動全般について意欲的に、全力を出して取り組むことは「生きる力」の育みに資すると考えます。さて、小学校6年生の3学期は、小学校生活の締めくくりとなる大切な時期です。にもかかわらず、進学校と呼ばれる一部の小学校ではこの時期、児童の欠席率が高くなる傾向があると聞いています。これは学校活動に意欲的に全力で取り組む態度とは言えないのではないでしょうか?

(教育委員会の答弁)※小学校6年生の3学期に取り組んでいる活動の答弁はあったが、上記質問に対する直接の答えはなかった。


【二次質問】
小学校全体の平均で結構なので、6年生の2学期と3学期の欠席率を教えてください。

(教育委員会の答弁) 教育委員会としては集計していない。

把握していないとのことですが、私の耳には入っていますし、経験則上あり得ることだと思います。
小学6年生の3学期という集大成の学期に、一部の小学校で欠席率が上昇するというのはいかがなものかと思います。多くは病欠を理由にしていますが、本当の理由は中学校受験の進学塾に通うためです。

私が「問題」だと思うのは、児童が欠席することだけではありません。欠席の理由が、建前上「病欠」ならまだしも、「塾へいくため」と申告しても学校側が欠席を許容していることです。

これは義務教育として筋が通っていないと思います。
児童は教育者の背中を見て育つものです。筋違いの言動を教師が行っては、誤ったメッセージを児童に発することになるのではありませんか?
これは、学校活動には「全力で」取り組むことを教える態度ではないと思います。

少なくとも、「塾へ行くため」という理由での欠席申請に対しては、「認められない」という毅然とした指導を行うべきだと思いますが、いかがでしょうか?

(教育委員会の答弁)そのようにする趣旨の答弁。