活動報告

2012年11月24日(土) 野田首相のメッセージ③

3点目は、エネルギーです。我々は「脱原発、2030年代に原発ゼロを実現する。そのためにあらゆる政策資源を投入する」、舵を切りました。そうではなくて「これから10年間立ち止まって方向性を考えよう」、それでは惰性のエネルギー政策が続くだけではありませんか。この方向感も決定的に違います。

4つ目、外交・安全保障です。日本は戦後一貫して平和国家として歩んでまいりました。その歩みは、国際社会から高く評価されています。一方で厳しい案件が出てきておりますが、そうした問題にも大局観をもって冷静に、現実的な外交・防衛政策を遂行する。それが国を守っていく、平和を守っていく政府の最大限の責任じゃありませんか。
威勢のいい言葉を言い、景気のいい言葉を言い、力強い言葉が躍る世の中は、危ない。
この国が危ない。国民が危ない。ここは一線を画さなければいけないと思います。

(つづく)