今日(日曜日)の午前中は阪神間初の試みである「宝塚市議会報告会」に参加いたしました。
72名もの方々にお越しいただき、市民の関心の高さを感じました。
前半の1時間は各委員会の議会報告、後半の1時間は参加者からの質疑応答です。
質疑応答では議会報告に関係のない財政改革や、昨年逮捕された元議員についての質問が多く出されました。財政についての質問では市職員のコスト削減など厳しい財政状況を打開するために何とか手を打ってくれという要望が多かったように思います。
私の所属するユニットF宝塚ではかねてより「駅前議会」を開催しており、市民の皆様からの切実な思いを肌で感じ吸い上げてまいりましたが、この取り組みが実質上全会派、全議員に広がったのが今回の議会報告会です。宝塚は良い方向に前進していると思います。
報告会終了後には参加議員が輪になって反省ミーティングをしているのが印象的でした。
午後からは西宮市初の試みである「西宮版事業仕分け」に参加させていただきました。
内容については新聞記事を添付しておりますが、なかなかインパクトのある結果が出ています。
私は選挙前から宝塚市でも事業仕分けをするべきだと訴え、この6月議会でも本格的な事業仕分けの必要性と実施に向けた努力を要望いたしました。
宝塚市は10年ほど前から導入されている「行政評価システム」に、今後は外部評価の視点を取り入れる方向で考えているのですが、従来システムの中で行うと、どうしても外部評価委員の選任が甘くなったり、透明性が失われたりする危険性があります。
6月議会での私のこの点についての質問に対して、どのような形で外部評価を導入するかはまだ未定であり、「事業仕分け」の導入についても可能性を排除するものではないという趣旨の回答を得ています。
今後とも「事業仕分け」実現に向けた働きかけを鋭意続けてまいります。
なお、今回の西宮版事業仕分けでは、場内(第二会場)にカメラが入り、インターネットライブ中継がおこなわれていました。写真撮影、録画、録音も自由でした。宝塚市でも参考にしたいと思います。
ライブ中継があるからか?一般市民の参加者が少なかったように感じました。この点は宝塚市の市民の方が意識が高い気がするのですが・・・。