活動報告

2012年06月25日(月) 「森のようちえん」

9:30~ 産業建設常任委員会協議会(三次送付議案の論点整理)


さて、先日の一般質問では、①幼児教育・保育、②行政による情報発信、③市立長谷牡丹園の問題を取り上げました。

①幼児教育・保育に関しては、現在行われているモンテッソーリ型の計画的・意図的な教育保育だけではなく、それとは正反対の教育保育方法も補助的に取り入れる提案をいたしました。

現在、全国で「森のようちえん」という活動が広がっています。これは児童を毎日森へ連れて行き、原則として自由に放任しておくという活動です。ほとんどが非認可の活動ですが、よくNHKのドキュメンタリーなどで取り上げられるのでご存知の方も多いと思います。

この森の幼稚園の卒園生は肉体面、精神面ともに総じてたくましく、小学校になってからリーダーシップや創造性を発揮する児童が多いのです。コミュニケーション能力にも秀で、何よりも学習能力が向上すると言われており、このような効果についてドイツや日本では科学的な研究が進められています。

「生きる力」を涵養する「森のようちえん」のエッセンスを取り入れることは幼児教育・保育の可能性を広げるという意味で検討に値するものであると提言させていただきました。