川西市選出の県議会議員・越田けんじろうさんの県政報告会へ出席。
写真は応援に駆け付けた福山哲郎参議院議員です。
さて、日本の縮図といわれる兵庫県には日本が抱えるあらゆる問題があり、財政状況も全国ワーストレベルのようです。
【将来負担比率】(公社なども含め、自治体が将来支払う可能性がある負債の一般会計に対する比率。比率が高いほど、今後の財政運営が圧迫されます。)
1位 兵庫県 350.2%
2位 北海道 330.2%
3位 岩手県 286.1%
4位 茨城県 280.3%
平均値 218.7%
【経常収支比率】(財政の硬直度を表す指標。比率が高いほど、新たな事業に使えるお金の余裕がなくなります。)
1位 兵庫県 94.5%
2位 愛知県 94.5%
3位 東京都 94.5%
4位 北海道 94.2%
平均値 90.9%
【実質公債費比率】(元利償還金等の標準財政規模に対する比率。この指標が18%を超えると起債の許可が必要になり、25%を超えると一部の起債発行が制限されます。)
1位 北海道 24.1%
2位 徳島県 21.2%
3位 兵庫県 21.0%
4位 岐阜県 19.6%
平均値 14.8%
兵庫県の平成24年度の当初予算は2兆160億円。そのうち財源不足は780億円もあり、それを退職手当債(250億円)、行政改革債(200億円)、県債管理基金取り崩し(330億円)で賄っている状態です。
県政は市政に比べて何をやっているかが見えにくいし、それ故に県民の意識も薄い気がいたします。県財政の立て直しを進めるにあたっては、まずもって県政の問題点を県民に知らせる努力をしなければならないと思います。