活動報告

2012年03月19日(月) 予算特別委員会⑤(総括)

9:30~17:30 予算特別委員会(総括質疑)

今期予算案に基づく経常収支比率を問うとともに、緊縮型予算編成といいながら、シンシア広場へのモニュメント設置や新エネルギー推進事業を創設するなど、不急の新規事業に限られた予算を割くことに疑義を唱えました。ちなみに予算段階での経常収支比率は101.8%と100%を超える見込みです。


また、寄付金の現状について質疑しました。宝塚市への寄付金の大半は阪神競馬場からの寄付金です。
昨年は東日本大震災の影響で義援金の申し込みが多数ありましたが、一般財源への寄付金は毎年、少額に留まっています。

恒常的な財政難を緩和するために、市当局も議員も危機感をもって市政運営に当たっているところですが、私は市民にも同様に危機感を共有してほしいと思っています。そこで、市当局には市民(法人も含む)へ向けて一般財源への寄付をお願いする啓発を検討してほしいと要望いたしました。もちろん、実際に寄付されるのは比較的裕福な市民(法人)各位になるかと思います。

市民(法人)に寄付を求める以上は、その前に求める側の更なる自助努力が必要です。そこで、議員の立場としては、現在検討を進めている議員報酬の自主カットについて早急に結論を出したい旨、意見表明いたしました。ちなみに、議員が寄付をすることは禁じられています。

寄付については米国はじめ、諸外国の例も参考にしながら、市のレベルを超え、国政レベルでの寄付文化醸成が必要だと思っています。