活動報告

2012年03月15日(木) 予算特別委員会④

9:30~18:30 予算特別委員会(教育費~歳入~特別会計)

長尾山古墳保存整備事業に関連して、市内の国、県、市指定古墳(史跡)の現状、社会・義務教育への活用、観光への活用などを質疑いたしました。

県指定史跡である「白鳥塚古墳(中山寺古墳)」は巨大な横穴式石室を持つ古墳(7世紀初頭)で、玄室内に家形石棺を安置しています(写真)。
中山寺の社伝では、仲哀天皇の先后である大中姫の墓と伝えられ、併せて大中姫の子である忍熊皇子(日本武尊の孫)も葬られているそうです。その忍熊皇子が古墳から白鳥になって飛び出し、中山寺奥之院(活動報告10月17日参照)の白鳥石になったという伝説が残っています。

このような伝承を後世に伝えていく事は郷土史の承継という観点から重要であり、その地域が主体となって行うべき事業だと思います。そこで、郷土史や地域の文化について、社会教育、義務教育における取扱いを質問いたしました。

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