活動報告

2011年10月02日(日) 日曜日の活動・議会改革

民主党兵庫県連青年委員会「青年局政策部会勉強会」に参加。
北川正恭知事と共に議会改革を進める三谷哲央氏(三重県議会議長)のお話を聞きました(写真)。

「県民を顧客にみたて、県民の顧客満足度を最大化させる」をモットーに徹底した議会改革を進める同県ですが、特に議会の会期を年4回から年2回(2月中旬~6月末、9月中旬~12月中旬)に変更して会期日数を増やしたところ、議会が大きく変わったそうです。

会期を通年議会に近づけることで、議会招集権の問題が解消され(地方自治法上は首長に招集権があります)、いつ本会議を開くかを議会が主導できるようになりました。
また委員会開催が倍増したことで参考人招致などが容易に行えるようになり、審議内容が濃くなったそうです。準備に時間のかかる公聴会などの回数も増えました。

議会費用や議会事務局の仕事量が増大するという短所もありますが、長所の方が上回っていることは明らかです。

三重県はこれらの改革に加えて、①通年議会(1年)、さらには通任議会(4年)という会期の改革まで検討しているとのこと。また、②反問権、反論権の導入も検討しています(宝塚市はすでに反問権を導入しています)。
さらに③議員報酬見直し(現在約1,400万円)も進めており、現在第三者委員会で議論してもらっています。議員報酬の見直しについては、お手盛り(削減率の緩和もお手盛りに当たります)の危険性があるため、議員は審議に関わるべきでないというのが三谷氏の意見でした。

さて、夜は宝塚市吹奏楽団の演奏会に足を運びました(ベガホール・写真)。全日本吹奏楽コンクール3年連続出場記念のコンサートです。
全国大会直前だけあって、演奏には凄まじい緊張感がみなぎっていました。こちらまで緊張したので正直言って疲れました(笑)。
青森で行われる全国大会の途上では、岩手県二戸市において復興支援のコンサートも計画しているそうです。宝塚を代表して温かい市吹サウンドを届けてもらいたいと思います。

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