活動報告

2014年08月28日(木) バイオディーゼルについて

産業建設常任委員会の視察で別府市、中津市、豊前市、杵築市に行き、障害者施策、交通バリアフリー、バイオディーゼル、コミュニティバスなどについて先進市の事例を学びました。

バイオディーゼルは、家庭や店から出た天ぷら油などの廃食油100リットルから95リットル精製でき、CO2、SOxの排出量は0%です。

豊前市内の小中学校では、給食の廃食油回収だけでなく、児童の家庭からも回収を呼び掛け、それを障害者就労支援センターがバイオディーゼルに精製しています(写真)。できた燃料は1リットル100円(軽油150円)で販売し、市バスなどの公共交通が利用しています。

ただ、オクタン価が低く非力なため、一般的な利用にまでは広がっていないようです。再生可能エネルギーの普及にはまだまだ時間がかかりそうです。

この話を再生可能エネルギーに詳しい方に話したところ、次のコメントをいただきましたので、転載します。

「ちょっと正確に。バイオディーゼルは当然燃やして利用する訳ですから、CO2の排出量がゼロということはありません。ただ植物はその成長過程で光合成によりCO2を吸収しているので、燃焼によりCO2を発生させても、もともと空気中から吸収したものを再び放出しているだけなので結果的にゼロとなる。いわゆるカーボンニュートラルという考え方です。地球規模からいえば新たにCO2が増えないということです。したがってバイオディーゼルにかかわらず、間伐材等を燃料として利用しても同じことになります。」

ファイル 667-1.jpg

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