活動報告

2013年10月19日(土) 議員通信簿の役割

「市民と議会の条例づくり交流会in宝塚」(於甲子園大学)に参加しました。
大河内インターンの学生にも準備を手伝ってもらい、宝塚開催のホストの役目を一部分でも果たせて良かったです。

私は、市民同士が語り合う「分科会C」に参加させていただきましたが、そこは大変恐ろしい分科会でした。
選挙前に議員を選ぶために「公開討論会」を企画したり、全議員を評価してリスト化し、トップ5とワースト5を強調した「議員通信簿」を全市民に配布している市民オンブズマンさん等が、侃々諤々(カンカンガクガク)議論する分科会だったのです。

何十年も前からアメリカなどでは、議員の通信簿は発行されていましたし、私も前々からそのような取り組みの有用性に興味を持っていました。
今回、報告のあった某市の議員通信簿の内容は、主観的にならないように、一般質問の回数だとか、一般質問中の退出時間、常任委員会での発言回数などで議員をランク付けするものです。
正直なところ、某市ではこのような項目で議員をランク付けできるのかと驚きました。

宝塚市議会では、ほとんど全ての議員が一般質問をしますし、議会中に退出して帰ってこない議員などいません。常任委員会でもほとんどの議員が発言しますので、某市の議員通信簿の項目だと本市では議員をランク付できなくなります。

そのことをオンブズマンさんに伝えると、「もしそこまで達すれば、次は難しい問題はあるが、政策や活動内容の評価をしてみたい。」と言われました。

確かに内容評価は難しく、オンブズマンの考えに沿った政策を訴えている改革路線の議員が偏って高く評価される可能性があります。そのことを伝えると、「それは承知の上で、あえてそのようにしても良いと思っている。」とのことでした。

政策や活動実績が評価されるなら、改革路線の訴えを続けている私は、個人的には大歓迎です。
ただ、一般論としては、そこまでやると評価者の公平性や客観性が担保できなくなって、オンブズマンの本来の役割からは離れていくような気もします。

議会や議員が健全化、活性化するためには、常日頃から、市民の皆様の厳しい目とご指導が必要です。その意味で、議員の通信簿というのは、とても良い試みだと思いました。分科会でも「このような取り組みが日本全国に広がればよいと思う」と申し述べておきました。

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