そして5つ目は、地域主権改革。
我々は三位一体で地方財政、地方経済が痛んだのを目の当たりにしました。地方交付税交付金を大幅に削られたじゃありませんか。政権交代以降3年連続、苦しいけれども、地方も苦しいだろうということで地方交付税をふやし続けてきました。15.8兆円から17.9兆円、ふやしたのは民主党の政権です。
義務付け枠付け、見直しをしました。だからこそ、道路の構造や公営住宅の入居基準、自分たちの特性に応じて条例をつくって対応できるようになったじゃありませんか。使い勝手のいい一括交付金、23年度5,120億円、24年度8,329億円、地方が自由に使えるお金をふやし、制度を変えてきた。この歩みを前へ進めていかなければならないんです。
そして中小企業、さっき商工会に行ってきました。バブル崩壊以降、中小企業の予算を約20年削り続けてきた政権にまた戻すんですか?我々は麻生政権以降、中小企業関連予算を2倍にしているんです。
「地方を元気にする」「中小企業を元気にする」「社会保障を安定させる」、そういうことにお金を使うことが「ばらまき」ですか。「種まき」です。種まきを我々はやり遂げてきた。さらにその改革を前に進めていくんです。
(つづく)