活動報告

2012年08月24日(金) 公共用地・公共施設等に関する調査特別委員会

午前中は、市所有地のうち、未活用の主だった現場へ視察へ行きました。
午後からは、調査特別委員会を再開して行政への質疑応答を行いました。

午前中の視察では市民が集まっていた現場もあり、周辺住民の未活用地への関心の高さがうかがわれました。市民の要望は多くの場合、その土地を公園にしてほしいというものです。宝塚市は周辺市町村に比べて総公園面積が少なく、公園転用のニーズは高いのですが、塩漬け土地を赤字覚悟で処分し、財政を身軽にすべきニーズの方が高いのが現状です。

写真2枚目は、旧市民ホール予定地です。バブル時代に高値で購入したこの塩漬け土地は、いずれかの業者へ売却することが決定しています。
昨年度は行政から当該土地について売却が困難なため、賃貸での活用を検討していると説明があったため、私は当該土地をスーパー銭湯などの業者に賃貸して、賃貸収益を獲得するとともに、湯本町に温泉街を再生し、ひいては隣の月地線に活気をもたらそうという前向きな提案を行いました。
第三セクターで失敗した宝塚温泉の営業に悪影響が出るとの意見もありましたが、洋服の青山の隣にハルヤマが出店したり、パチンコ店が集中して一か所に集まるのと同じく「規模の効果」が見込め、市外からも人が集まると説明してまいりました。

私は今でもよい案だと思っていますが、それは賃貸を前提にした場合です。売却を決定したのであれば、行政のスモール化、財政のスリム化が実現するため、それはそれで良い方向性だと考えています。
もっとも売却の場合、ほぼ100%当該現場にはマンションが建設されることになります。いまでも武庫川を挟んで巨大なマンションが屏風のように連なっているのですから、このような魁偉な景観を少しでも和らげる計画や条件を策定する必要があります。

この点、私は武庫川周辺の景観を考える市民団体を通して、当該土地にマンションが建設される場合、マンションの低層階を空間として道路からの視線が遮られないようにし、直接武庫川堤へ降りていける動線の確保等を行政にお願いしています。この提案の中には、マンション一階広場部分への足湯の設置や、武庫川で川遊びができる施設の設置を条件とすることなども盛り込まれています。

当該土地は中心市街地活性化の肝となる場所だけに行政の善処に期待しております。

ファイル 435-1.jpgファイル 435-2.jpg

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