活動報告

2012年05月08日(火) 東京研修①

民主党地方自治体議員フォーラム総会・研修会(東京)に参加いたしました。

13:00~ 総会
14:00~ 輿石幹事長挨拶
14:20~ 全体講演①「日本再創造」小宮山宏(三菱総合研究所理事長・東京大学前総長)
16:10~ 全体講演②「人口減少社会におけるまちづくり戦略」藻谷浩介(日本総合研究所)
18:10~ 野田佳彦内閣総理大臣との懇親会


講演内容については追々ご報告するとして、今日は小宮山宏先生の講演から要点だけを箇条書きにして報告しておきます。

・西側先進諸国の人口当たり自動車保有台数はここ10年間で約0.50台弱と横ばいであり、これは人工物が飽和している状態を表している。対して中国は0.02台、インドは0.01台である。
・人口一人当たりセメント生産量から分析すると、中国のインフラ(都市・港など)はすでにアメリカの約4倍に達している。このようなセメント生産量が今後20年30年と続くとは思われない。つまり、中国の飽和も数年後に迫っている。
・世界人口が増え、後進国の人工物が増え、エネルギー消費量が増えても、今後のエネルギー効率化の進展で相殺される結果、エネルギー消費量が爆発的に増加するということはない。そのカギを握っているのが日本の技術力であり、その分野にこそ日本のポテンシャルが存在する。
・今後、自然エネルギーのポテンシャルは十分にある。
・先進国のようにモノが行きわたった時に、我々は何を欲するのか。それを実現する社会を「プラチナ社会」と定義して、プラチナ社会の条件を提示する。
※プラチナ条件については、市の施策提言などと関連させて、改めて紹介させていただければと思います。


懇親会では、野田首相としっかりと握手をして激励させていただきました。
野田首相に関しては大学の先輩ということで心情的に応援しているだけではなく、実質的にもよく頑張っておられると思います。
4月28日のブログで藤井裕久民主党最高顧問の講演報告をいたしましたが、その講演の折に、藤井さんは野田総理に対して常々、「ウソをつかないよう」(任期途中で施策方針を変えないよう)忠告していると言っていました。
2600年前の孔子を持ち出すまでもなく、「言行一致」は政治家の信用の根底をなすものだと思います。野田首相に対して、前任者のような批判が少ないのは、消費税に対する一貫した姿勢を貫いているからです。

ファイル 322-1.jpg

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