昨日の晩、三宮をバスで出発して１５時間かけて宮城県石巻市に到着。
被災地域に入ると学校や役場の大時計が皆4時前で止まっているのが不気味でした。
途中、女川町の市街を通過しましたが、まさに町は壊滅状態で、その凄惨さに声も出ません。
目的地の雄勝町では22人のメンバーが3か所の民家に分かれて瓦礫撤去作業に従事しました。
ちなみに雄勝町は書道の硯で有名な雄勝石の生産地です。この町では数十人が犠牲になりました。
① 向かって左の写真は、小高い丘の上に建つ民家の1階和室からみた雄勝湾。
この和室の上の２階部分まで水面が上昇しました。
現地に居ても想像できないほど凄まじい状況です（写真の風景から水面の高さを想像してみてください）。
② 真ん中の写真は宝塚から同行してくれたボランティアの石原君と私。
石原君ありがとう。よく頑張ってくれました！
③ 3枚目の写真は川西市議会議員の福西さん（向かって左）と伊丹市議会議員の桜井さん（右）。
後ろの家（この家も丘の上）の屋根の上まで水面が来てすべてを流し去ったそうです。
現地の方に宝塚から来たと話すと、「宝塚ではもう普通の生活に戻りましたか？」と気遣われ、胸が痛くなりました。
汗べとべと、身体へとへとになるまで働き、3か所とも任務完了。
平日はボランティアの数も減るため、みなさんから感謝されました。
公務を縫っての計画だったため、０泊３日の強行軍でしたが、たった１日でも行った甲斐があると思います。
1日も早い被災地の復興を祈念して已みません。
