奉祝 天皇陛下御即位

令和元年10月22日に挙行された「即位礼正殿の儀」に参列された各国要人のコメントを抜粋して紹介いたします。

【ブータン、ワンチュク国王陛下】 約190ヵ国もの代表を迎えて、すべてが完璧に組織されていたのには感服した。これだけ多くの国の代表が参列したことは、世界における日本のステータスを如実に示すものだと思う。

【オランダ、アレキサンダー国王陛下】 (王室府長官のコメント)国王王妃両陛下とも、大きな感銘を受けておられた。今般の即位の礼に参列できたことを非常に名誉に感じ、また、訪日できたことをお喜びになっていた。

【バルバドス、メイソン総督】 驚いたのは日本の行事運営である。あれだけの規模の行事において、全てが正確で綿密に計画されていた。車列が秒刻みで少しの混乱もなく会場に到着する様子は魔法を見ているようであった。

【モンゴル、フレルスフ首相】 天皇陛下のご即位を寿ぐ幸なる日に、一番印象に残っていることは、突如天空から差し込んだ陽光である。朝からの雨が、天皇陛下が即位を宣明される直前に降り止み、眩いばかりの太陽の光があたりを照らし始めた。この現象が吉祥に思えてならなかった。

【トンガ、トゥポウ6世国王陛下】 全ての行事が完璧に用意され、細部にわたるきめ細かい接遇に満足した。様々な国を訪問したが、日本のおもてなしは世界で一番である。

【ミクロネシア、パニュエロ大統領】 正殿の儀では、私は畏怖の念に打たれた。それは感動的で美しく、自分と妻の心に響くものであった。

【バチカン、モンテリーズィ枢機卿】 即位の礼は、完全な沈黙の中で始まり、厳かな儀式で非常に感銘を受けた。天皇陛下のおことばと引き続き行われた総理の寿詞は簡潔で素晴らしいものであった。400人以上の外国賓客を整然と丁寧に接遇する今回の一連の儀式のプロトコルは完璧であった。