こうぶんこうぞう 新作個展

友人に誘われ、自ら性同一性障害であることを告白しておられる画家・こうぶんこうぞうさんの新作個展に行って参りました。独創的な子どもの絵を通じて、児童虐待など現代社会に潜むさまざまな問題を訴え続けておられます。

今回のテーマは「無限のゼロ」で、展示されている全ての絵画がオリジナルの新作でした。ハード、ソフトのすべてが画一化され反復される現代社会を表現するために、数字と文字のスタンプが重なり合って大量に絵画に押されています。可愛らしくも哀しげなこどもの顔と相まって大変印象的でした。

20150919_145045